「Googleアナリティクスをブログの分析ツールとして入れてみたけど、使い方がわからない…」
「項目が多すぎて“どこを見たら何がわかるのか”がわからない…」
「最低限のデータ分析でブログを改善したい。」
こんな悩みを抱えていませんか?
本記事では、ブログ初心者向けにGoogleアナリティクスの最低限の使い方から改善ポイントまで紹介します。
表示されるデータが多いとつい色々見てしまったり、必要ない情報までなんとなく確認して時間を浪費してしまう、なんてこともあると思います。
無駄にデータを眺めてしまっている時間を有意義に使うためにも、ブログを改善する際に最低限見るべき項目を確認しましょう。
Googleアナリティクスで最低限見るべき項目は2つ
- ブログのアクセス状況
- 個別ページのアクセス状況
ブログのアクセス状況
ブログ全体のアクセス状況は【ユーザー>概要】から確認できます。
特に注目すべきは、セッション数とページ/セッションの2つです。
まずは各用語をざっくり説明していきます。
PVやユーザー数の増減を気にするのはもちろんですが、分析する際に注目すべきは、先述した通りセッション数とページ/セッションで、それぞれ次のような特徴があります。
- セッション数:ユーザー数との差が大きいほどGOOD。=リピートが多い。
- ページ/セッション:高いほどGOOD。=ブログ内の導線作りが成功している。
上記の通り、セッション数とページ/セッションでブログのリピート回数や導線作りの概要を把握できます。
導線作りが成功していれば、1ユーザーに複数のページを見てもらえるので、PVの増加に繋がります。
しかし、あくまでブログ全体に対する評価なので、具体的に導線がうまくいっていないページはどこなのかといったことはわかりません。
具体的な対策を立てるには個別ページのアクセス状況を確認します。
個別ページのアクセス状況
個別ページのアクセス状況は【行動>サイトコンテンツ>すべてのページ】から確認できます。
ブログの具体的な改善策を立てるには、個別ページの分析は欠かせません。
ページビュー数や直帰率などは、ブログアクセス状況で“対ブログ”だったものが“対ページ”になった感覚でおおよそ間違いないです。
個別ページのアクセス状況で特に注目すべき項目は3つです。
- 平均ページ滞在時間:少ない場合は注意。滞在時間を増やす工夫が必要。
- 直帰率:高い場合は注意。他のページに誘導する工夫が必要。
- 離脱率(他ページから来てユーザーが離れた割合):高い場合は注意。離脱原因の追求が必要。
上記3点以外のページビュー数なども踏まえつつ、ページビュー数の多い記事の特徴を分析して他の記事にも反映するなどして、ブログを改善していきます。
まとめ:ポイントを抑えて効率よく分析しよう
Googleアナリティクスは解析されているデータが豊富で、他にもたくさんの項目があります。
しかし、必要な細かい分析はブログの特性ごとに異なります。
ひとまずは最低限の使い方を抑えて、膨大なデータに不必要に振り回されることのないようにしましょう。