「ブログ書いてるけどいまいち文章に自信がない…」
「読みやすい文章ってコツとかあるのかな?」
「文章を書くときに意識すべきポイントが知りたい!」
こんな声にお応えします。
まず前提として、SEOを意識した文章を書くときに大切なのが
直観的に見やすくて読みやすい、ストレスのない文章
にするということです。
理由など詳しくは下記記事で紹介しています。
さっそく本題。
読者にぱっと見の直感で「読みやすい」と感じてもらうための文章テクニックは下記5点。
- 装飾ルールを統一する
- 写真やイラストを入れる
- 余白を作る
- 箇条書きをフル活用する
- 漢字をひらく
最低限、上記5点を活用すればぱっと見の印象はかなり読みやすくなると思います。
余裕のある方は、さらに読者のストレスを減らすためのテクニックとして下記3点。
- 代名詞を使わない
- 冗長表現を使わない
- 語尾の重複をさける
それでは詳しく説明していきます。
直感的に読みやすい文章テクニック5選
まずは直観的に読みやすい文章を書くテクニックをご紹介。
1. 装飾ルールを統一する
同じ記事の中で、たくさんの種類の強調表現が使われているとごちゃごちゃして読みづらい印象になります。
そのため、装飾ルールは統一するようにしましょう。
極端な例ですが、統一されていない文章の例を。
文章の装飾にはたくさんの種類があります。
大きさや太さ、色を変えたり、マーカーを引いたりなど。
しかし乱用は禁物です。
ここが大切だから目立たせたい!という気持ちはわかりますが統一感のない見た目では、かえって読みづらい文章になってしまいます。
我ながらひどい文章ができました。
装飾の種類も多く、結局どこが大切なのかわからなくなっていますね。
多くても2種類くらいでいいのではないでしょうか。
ちなみに文字色について、ブログでは青のテキストリンクを使うことも多いので、強調箇所を青い文字にするのはやめた方がいいです。
2. 写真やイラストを入れる
記事のわかりやすさを印象付ける上で、写真やイラストを入れるのはとても大切です。
参考として、この記事の画像をなくしたバージョンを作ってみました。
いかがでしょうか?
文字だけの記事だと変化が少なく、読むのに飽きてしまいそうですよね。
内容の図解などが入れられれば、よりわかりやすい記事になります。
3. 余白を作る
読みやすい文章はしっかりと余白があります。
余白とは行間のスペースなどのことで、「間」とも言い換えられますね。
余白を作るための工夫として次のような3つが挙げられます。
- 1文ごとに改行する
- 区切り線や記号を入れる
- 行間の設定を調整する
余白のない文章は窮屈で読みにくい印象を与えてしまうので、しっかり余白を生む工夫をしましょう。
4. 箇条書きをフル活用する
箇条書きを使うことで、情報の整理もできわかりやすい文章になります。
この記事でもなるべく箇条書きを使うようにしています。
例えば冒頭の、読みやすい文章テクニック5点の紹介。
- 装飾ルールを統一する
- 写真やイラストを入れる
- 余白を作る
- 箇条書きをフル活用する
- 漢字をひらく
これを箇条書きを使わずに表現すると、下記のようになります。
装飾ルールを統一する/写真やイラストを入れる/余白を作る/箇条書きをフル活用する/漢字をひらく
どちらが直観的にわかりやすいでしょうか?
箇条書きにした方が圧倒的にわかりやすいですね。
要点などを複数あげるときには、積極的に箇条書きを使うようにしましょう。
5. 漢字をひらく
漢字を「ひらく」とは、ライティングの専門用語で「ひらがなにする」ということです。
文章全体で漢字の割合が多いと難解な印象を与えてしまうため、ひらがなを意識して使うようにしましょう。
一般的に、読みやすい文章のバランスは
漢字3割:ひらがな7割
と言われていますが、厳密に割合を判断するのは難しいですよね。
「漢字にしなくても伝わるだろうな」というものを、極力ひらがなにするよう心がければ十分だと思います。
読者ストレスを減らす文章テクニック3選
つづいて読者ストレスを減らすために知っておくとよいテクニック、下記3つについてご紹介。
- 代名詞を使わない
- 冗長表現を使わない
- 語尾の重複をさける
1. 代名詞を使わない
つい使ってしまいがちな代名詞。
いわゆる「こそあど言葉」ですね。
これらはなるべく使わずに、主語を明確にしましょう。
…読者の皆さん、お気付きですか?
さっそくNG例として代名詞を使いました!
これら(←代名詞!)はなるべく使わずに、主語を明確にしましょう。
この文章だけを読んだとき、「これらってどれ?」となりますよね。
今回の例の場合は、「これら→代名詞」に変えた方が適切です。
最近はスマホのすばやい縦スクロールで記事をサクサク流し読みする場合が増えてきました。
読者が文章を飛ばして途中から読んでも内容がわかりやすいように、代名詞はなるべく使わないようにしましょう。
2. 冗長表現を使わない
【冗長】[名・形動]文章・話などが、むだが多くて長いこと。
goo辞書
冗長表現とは、上記の意味通りむだに文章を長くしてしまう表現です。
「〜すること」「〜ということ」などが代表的で、気を抜くとつい使いがち。
冗長表現あり:枝豆はいくらでも食べることができるくらい美味しいということです。
冗長表現なし:枝豆はいくらでも食べられるくらい美味しいです。
例のように、冗長表現はなくした方が一文が短くなり読みやすくなります。
意識してなるべく短く伝えられる文章を心がけましょう。
3. 語尾の重複をさける
文章の語尾が重複すると幼稚で違和感のある文章になってしまいます。
特に文章を書き慣れていないうちは、無意識に重複させがちです。
悪い例↓
枝豆はとても美味しいです。
冷凍で年中食べられるのも魅力です。
つまみにもなるし、お弁当のおかずとしても優秀です。
いかがでしょうか?
客観的に見ると作文感満載ですが、意外と無意識にこんな文末になっていたりします。
重複を避けるために覚えておくといい文末のレパートリーを挙げておきます。
- ~です
- ~ます
- ~でしょう
- ~ください
- 〜ですね/ますね
- 体言止め
上記を踏まえ、先ほどの悪い例を改善した例がこちら↓
枝豆はとても美味しいです。
冷凍で年中食べられるのも魅力。
つまみにもなるし、お弁当のおかずとしても優秀ですね。
作文感がなくなって読みやすくなったと思います。
文章を書く際には文末の重複に気をつけましょう。
まとめ:直感的に読みやすい文章テクニックでSEO対策
直感的に「読みやすい」と感じてもらうための文章テクニックは下記5点。
- 装飾ルールを統一する
- 写真やイラストを入れる
- 余白を作る
- 箇条書きをフル活用する
- 漢字をひらく
ユーザーの読みやすさを最優先した文章で、SEOを制しましょう!