グラフィックデザイナーとは?働き方の実情を現役デザイナーが解説

グラフィックデザイナーとは?デザイン

グラフィックデザイナーって何する人?
具体的な仕事内容は?
仕事の流れはどんな感じ?

こういった疑問に答えます。

結論だけまとめると、

  • 顧客ありきで静止画のデザインをする人
  • 具体的にはポスター、チラシ、Webバナー、商品パッケージなど多様
  • 依頼確認→制作→修正→納品の流れを複数並行

以下、それぞれ詳しく解説していきます。

グラフィックデザイナーとは?【顧客ありき】

グラフィックデザイナーとは、

顧客ありき静止画のデザインをする人

だと言えます。

静止画の具体例は下記の通り、多種多様です。

  • ポスター
  • チラシ・DM
  • 名刺
  • ロゴ
  • Webバナー
  • 店舗装飾(パネルやシートなど)
  • 商品パッケージ

など

デザイナー全般に言えることですが、デザインはアートとは違い自分本位で成立するものではありません。

顧客(依頼主)の要望に応える・課題を解決することが前提です。

これが「顧客ありき」と表現している理由です。

例えば、スポーツジムのキャンペーンポスターを依頼されたAさんとBさんがいます。

  • Aさん:自分の好きなテイストで制作
  • Bさん:依頼主の過去のポスターやジムのデザイントレンドをふまえ制作

二人を比べた時、顧客ありきで仕事ができているのはBさんです。

Aさんは顧客の好きなデザインの傾向やトレンドを無視して、自分本位で制作しているため全修正になる可能性が高いです。

そのため、グラフィックデザイナーとは

顧客ありきで静止画のデザインをする人

と言えます。



グラフィックデザイナーの仕事の流れ【複数案件を同時並行】

一つの案件の流れは下記の通り。

  1. 依頼確認(営業担当を経由or依頼主から直接)
  2. 制作(illustratorやphotoshopで)
  3. 修正(あれば)
  4. 納品(高解像度の画像納品or印刷会社に入稿)

この流れをただ繰り返すのではなく、複数の案件を同時並行して1日が終わります。

私の場合は1日に6案件前後、新規で制作します。

その日のうちに納品までいく案件もあれば、日をまたいで翌日〜数週間後に納品したりもします。

おまけ:グラフィックデザイナーでホワイトに働きたいなら

グラフィックデザイナーとしてホワイトに働きたいなら、

納期に余裕がある案件を扱っている制作会社

を選びましょう。

デザイナーが深夜まで残業をするのは、無茶振りの短納期に対応しているからといっても過言ではありません。

そして納期は業種によって変わったりします。

チラシの内容が直前にしか決められない業種などは、必然的に依頼から納品までが短くなってしまいます。

そのため、残業をしないデザイナーになるためには、納期に余裕がある案件を扱っている制作会社を選ぶといいでしょう。

過去の自分に伝えたい…

まとめ:グラフィックデザイナーは顧客ありき

  • 顧客ありきで静止画のデザインをする人
  • 具体的にはポスター、チラシ、Webバナー、商品パッケージなど多様
  • 依頼確認→制作→修正→納品の流れを複数並行

グラフィックデザイナーに興味を持った方の手助けになれば幸いです。

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